seaborn.set_context#

seaborn.set_context(context=None, font_scale=1, rc=None)#

プロット要素のスケーリングを制御するパラメータを設定します。

これらのパラメータは、ラベルサイズ、線の太さなどに相当します。この関数を呼び出すと、グローバルな matplotlib の rcParams が変更されます。詳細は、 aesthetics チュートリアル を参照してください。

基本コンテキストは「notebook」で、他のコンテキストは「paper」、「talk」、および「poster」で、これらは notebook パラメータを異なる値でスケーリングしたバージョンです。フォント要素は、他の値とは独立して(ただし相対的に)スケーリングすることもできます。

パラメータ値を取得するには、plotting_context() を参照してください。

パラメータ:
**context**: 辞書、または {paper, notebook, talk, poster} のいずれか

パラメータの辞書、または事前設定されたセットの名前。

**font_scale**: float、オプション

フォント要素のサイズを独立してスケーリングするための separate scaling factor 。

**rc**: 辞書、オプション

プリセットの seaborn コンテキスト辞書の値をオーバーライドするパラメータマッピング。これは、コンテキスト定義の一部と見なされるパラメータのみを更新します。

コンテキストの名前を指定して関数を呼び出し、すべてのプロットのデフォルトを設定します

sns.set_context("notebook")
sns.lineplot(x=[0, 1, 2], y=[1, 3, 2])
../_images/set_context_1_0.png

現在のコンテキストを基準にして、フォント要素を独立してスケーリングできます

sns.set_context("notebook", font_scale=1.25)
sns.lineplot(x=[0, 1, 2], y=[1, 3, 2])
../_images/set_context_3_0.png

特定の値で一部のパラメータをオーバーライドすることも可能です

sns.set_context("notebook", rc={"lines.linewidth": 3})
sns.lineplot(x=[0, 1, 2], y=[1, 3, 2])
../_images/set_context_5_0.png