seaborn.color_palette#

seaborn.color_palette(palette=None, n_colors=None, desat=None, as_cmap=False)#

パレットを定義する色のリストまたは連続的なカラーマップを返します。

指定可能な palette の値は以下のとおりです。

  • seaborn パレットの名前 (deep, muted, bright, pastel, dark, colorblind)

  • matplotlib のカラーマップの名前

  • ‘husl’ または ‘hls’

  • ‘ch:<cubehelix 引数>’

  • ‘light:<color>’, ‘dark:<color>’, ‘blend:<color>,<color>’

  • matplotlib が受け入れる任意の形式の色のシーケンス

palette=None を指定してこの関数を呼び出すと、現在の matplotlib のカラーサイクルが返されます。

この関数は、プロットまたはプロットのセットの色サイクルを一時的に設定するために、with ステートメントでも使用できます。

詳細については、チュートリアルを参照してください。

パラメータ:
paletteNone, 文字列, またはシーケンス, オプション

パレットの名前または、現在のパレットを返す場合は None。シーケンスの場合、入力された色が使用されますが、場合によってはサイクルされ、彩度が下げられます。

n_colorsint, オプション

パレットの色数。None の場合、デフォルトは palette の指定方法によって異なります。名前付きパレットのデフォルトは 6 色ですが、現在のパレットを取得したり、色のリストを渡したりしても、これが指定されない限り色数は変更されません。パレットに存在するよりも多くの色を要求すると、サイクルが発生します。as_cmap が True の場合は無視されます。

desatfloat, オプション

各色の彩度を下げる割合。

as_cmapbool

True の場合、matplotlib.colors.ListedColormap を返します。

戻り値:
RGB タプルのリストまたは matplotlib.colors.ListedColormap

参考

set_palette

すべてのプロットのデフォルトのカラーサイクルを設定します。

set_color_codes

"b"、"g" などのカラーコードを、seaborn パレットのいずれかの色に再割り当てします。

例

引数なしで呼び出すと、現在のデフォルトのカラーサイクルからすべての色が返されます

sns.color_palette()

seaborn のカテゴリカルカラーパレットのその他のバリアントは、名前で参照できます

sns.color_palette("pastel")

“HUSL”システムで等間隔に配置された指定数の色相を返します

sns.color_palette("husl", 9)

カテゴリカル Color Brewer パレットのすべての固有の色を返します

sns.color_palette("Set2")

発散型の Color Brewer パレットを連続的なカラーマップとして返します

sns.color_palette("Spectral", as_cmap=True)
Spectral color map

seaborn に含まれる知覚的に均一なパレットのいずれかを離散的なパレットとして返します

sns.color_palette("flare")

seaborn に含まれる知覚的に均一なパレットのいずれかを連続的なカラーマップとして返します

sns.color_palette("flare", as_cmap=True)
flare color map

カスタマイズされた cubehelix カラーパレットを返します

sns.color_palette("ch:s=.25,rot=-.25", as_cmap=True)
seaborn_cubehelix color map

明るいシーケンシャルグラデーションを返します

sns.color_palette("light:#5A9", as_cmap=True)
blend color map

反転した暗いシーケンシャルグラデーションを返します

sns.color_palette("dark:#5A9_r", as_cmap=True)
blend color map

2 つのエンドポイント間のブレンドグラデーションを返します

sns.color_palette("blend:#7AB,#EDA", as_cmap=True)
blend color map

コンテキストマネージャーとして使用して、デフォルトの質的カラーパレットを変更します

with sns.color_palette("Set3"):
    sns.relplot(x=x, y=y, hue=hue, s=500, legend=False, height=1.3, aspect=4)

sns.relplot(x=x, y=y, hue=hue, s=500, legend=False, height=1.3, aspect=4)
../_images/color_palette_23_0.png ../_images/color_palette_23_1.png

基になる色値を16進コードとして確認します

print(sns.color_palette("pastel6").as_hex())

['#a1c9f4', '#8de5a1', '#ff9f9b', '#d0bbff', '#fffea3', '#b9f2f0']